春一番?風の吹く日
2007年 02月 15日
今日は、久しぶりに家にいたので、荷物整理をしました。東京、京都と行ったり来たりで、引越しの応酬で、荷物がスーツケースとダンボールに入ったまま、部屋の4隅を占拠している中、なんとかしなくては!と決心しました。片付けしているうちに、いろいろな思い出の品が出てきて、大切なメモも出てきて、なかなかはかどらない。カエターノに聞いたオススメの詩人の名前を書いたメモも発見。うわー、こんなところにあったんかー!これを手帳にはさむが、また失くすぞ、と思い、手帳に書き写す・・。昔の日記が出てきたら、もう大変。「へえ、こんなこと考えてたのか。」旅の写真なんかが出てきたら、また30分。「はあ、綺麗なところにいたもんだ。うわ、この人元気かな!」
衣装の整理もなかなか大変。これ、世遊び用?衣装?的なおねーちゃん服が出てきて、分類に困るし。
そのうえ、いい天気、散歩に行こうっと、ふらりと近くの大好きな妙心寺まで行ってきました。
部屋の写真は今、まったくフォトジェニックではないので、お寺の写真です。
電線もない大きな青空の下、お寺の道を歩くと、別世界にいるようで、しばしゆったりとした時間を過ごしました。京都は素晴らしい。やっぱり。小学校のときに引っ越してきてから、大のお寺好きで、時々一人で誰もいないお寺の庭に行って時間を過ごしたりしていました。京都を離れて時々戻ってくるとき、その良さがひしひしとわかります。京都、ええどすえ。おいでやす!
しかし、座禅を組んでも片付けが終わるわけではなく、帰ってからまた取り掛かる。あ、ブラジルのビザ取らなきゃ、と手続きを始めることになり、また中断。
それからi-tunesを何気にシャッフルして聴いていたら、アマリア・ロドリゲスの若い頃の録音が。ああー、やっぱりええよ、アマリア!ポルトガルギターのジャイム・サントス、何でもういないの!昔いつも聴いていた歌が続くので、気持ちよく思い出に浸りながら、一緒に歌っていたら(シブイ曲ばかり)、あっと言う間に時間がたってしまいました。
一度、ひとつの町に落ち着いて暮らしたい・・・。それか、モンゴルの人たちのように、荷物を極限まで減らし、移動したい・・。心から思います。さあ、どっちが私に合っているんでしょう!