仙台から
2006年 12月 29日
年末は仙台に来ています。宮城は縁が深い県で、曾祖父は宮城の漁港出身でした。今回は20年以上ぶりに来て明日は大阪の仲間達と合流します。今日は松島に行ってきました。北の静かな海は晴天に恵まれて、久しぶりに観光船に乗っちゃったり。
去る26日のヤドランカさんとのライブの日はめずらしいくらいの雷雨に見舞われてしまいましたが、それでもたくさんの皆様が来てくださって、本当に嬉しい夜でした。ヤドランカさんは「国境を超えるのは音楽ではない、それを歌い奏でる人の心なのだ」ということを、その歌声から教えてくれた人。サラエボに行くバスの中でも深い山並みを見つめながら聴いていたっけ。それから、驚いたことに、サラエボで泊まった宿のおじさんがなんとヤドランカさんの親戚だったのです!写真を見せてびっくり。ボスニアからオスマン・トルコ軍を追い払った司令官の家系で、その頃の財宝を見せながら思い出話を語ってくれたっけ。それにしても、なんて縁!
ライブでは一緒にマケドニアの「ANDJO」江戸の民謡「鮎かつぎ唄」「雨降りお月」「サイコー」「JOVANO JOVANKE」を唄いました。バンドの坂田美子さん、稲葉美和さんともNHKに続いて共演できて凄い刺激と幸せをいただきました。淳さんと福和さんとで初めてのトリオ演奏だったけど、一緒に飛んでくれてありがとう!!そしてあの場に居合わせてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
ヤドランカさん、音楽の力を教えてくれてありがとうございます。いつかそんな強く優しい歌を歌える人になりたい。私は歌が本当に好き・・。ただ歌いたい、歌いつづけたい。そう思った夜でした。