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サント・アンタォン島のコーヒー

(Facebookより)
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カーボヴェルデの日々があまりに濃厚すぎて、写真と思い出ばかりたまっているので、これを機にコーヒーの写真をまとめました。
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サント・アンタォン島の山の中のコーヒープランテーションを訪れたときのこと。
プランテーションへは日本の珈琲専門家、深澤愛さんと一緒に行った。彼女は、コーヒーの産地を回って歩きたいという同世代の情熱溢れる女性。
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大西洋の音楽を生んだキーワードであるコーヒー産業はこれまでどれほどの汗と涙によって築かれて来ただろう。そして私たちが飲むコーヒーにはその歴史がしっかりと宿っている。コーヒー農場の歌にも流れている。(特に、1世代前までカーボヴェルデからの人々がアンゴラやサントメのプランテーションに送られ、安価な賃金でつらい労働に従事させられた時代があった。彼らは「コントラタード」と呼ばれた。決して美学だけでコーヒーを語れない)
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(真ん中のお家の屋上でカップルが踊っています)
切り立った山に作られたコーヒー農場でコーヒーを昔ながらの方法で育てる人たちに会えて、ちょうど収穫に立ち会えたことは、奇跡のようなことだった。
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収穫
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お母さんが石臼で殻をとる。
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マルシア(12)とても頭がよい女の子。お母さんのお手伝いをしながら、コーヒーについてたくさん教えてくれた。
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サント・アンタォン島は、人を寄せ付けない岩礁と、高い山を持つ島。そして唯一、水が豊富な島でもある。太古の火山のカルデラが肥沃な谷となって、水の通り道を作っている。
2005年、初めて行った時、そのアンデス山脈かグランドキャニオンかと見まごうばかりの景観に度肝を抜かれた。それから8年、道は新しく舗装されていたもの、こうした山の上のプランテーションへはもちろん徒歩で行く。
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コーヒーは、インドからポルトガル人によってもたらされたアラビカ種。だいぶ古い種類がのこっているそうな。
マルシアとコーヒー。まるでアフリカの地図。
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農場のある村山からは滝が流れおちる。こんなに緑の多い風景は、カーボヴェルデではこの島だけ。

さて、このコーヒーを飲んでみた。
まず白石のミルトンのライブの時、アンゴラのコーヒー農場の歌と渡辺亮さんの絵に触発され、私が買って来た生豆を焙煎するマスター。焙煎中にでた薄皮も絵に注入!
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みんなで飲むコーヒー、ものすごく美味しかった!

それから東京で、愛ちゃんがいれてくれたコーヒー。ドリップしたときに、素晴らしい膨らみです。
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あの山と岩の大地で、コーヒーを作っている人たちのところの生豆を、自然な焙煎といちばん美味しい方法でいただく。値段をつけられない、幸せ。現地の人たちの暖かい笑顔がうかぶ。

歌とコーヒーの旅はまだ始まったばかり。
by miomatsuda | 2013-04-28 21:54 | ◆旅日記/Traveler's note

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