ペルナンブーコのカルナヴァル その2
2012年 02月 28日

レシフェの海辺。この場所は、ブラジリア・テイモーザというレシフェの中で一番古い海辺の町。

夜になって、マラカトゥの最大の儀式Tambor Silenciosoへ。
マラカトゥは、私がブラジルで一番好きなリズムかもしれない。初めてレシフェで聴いてから体中にあふれているリズム。もちろんアフリカ起源。



メストリ(マスター)の指揮に従って、皆、叩き、コーラスをする。カンドンブレの信仰と結びついた歌たち。彼の歌は魂にひびいてくる。

待ち時間にホーダ・ヂ・コーコ。輪になって、女性達が踊る。
素晴らしき音と色の祝祭。

それから移動して、カーザ・アマレーラのステージへ。
1時過ぎから、大好きなフレーヴォのオーケストラSPOK FREVO ORQUESTRAのステージが。
楽屋に挨拶に行ったら、なんと飛び入りゲストで歌うことに!


このSPOK FREVO ORQUESTRA、ものすごくかっこいいので、聴いてみてほしい!
ちょっと前のだけど例えばこれとか。
「ジャズはミシシッピ川から
フレーヴォはカビバリービ川から」とある。
ちなみに日本に住んでいる管楽器奏者Gustavo Anacleto氏はこのSPOK FREVO ORQUESTRAのメンバー!

もともとヨーロッパ起源の軍楽のマーチだったのが、いろいろな遺伝子を吸込んでこんなものすごいスウィングと早弾きとアクロバティックな踊りになった。踊りは初めて見ると、ただあんぐり口をあけるだけ。

ダンサーたちとバックステージで踊る。
最高のスウィングに身をゆだね、沸騰するお客さん。

