活龍水に滞らず
2012年 01月 07日
新春のお慶びをもうしあげます。
2012年、辰年、ドラゴンイヤー到来!
天に昇る龍の気の如く、心に希望あふれる一年となりますように。
年がかわると、新しい風が胸のなかに吹き込み、
再出発だという心地になります。
迎春、新春という言葉のあたたかさを、
今年はもっとそれを感じます。
南禅寺の禅道場「金地院」の門にこのようなことばが書かれてありました。
俊鳥は林に栖まず
活龍は水に滞らず
胸にしかと抱いていこう!と思う言葉です。
鳥は林から飛び立ち、空を自由にはばたくもの。
龍は水中と天を行き交うもの。
林や水にとどまるものではない。
力がみなぎるような、言葉です。
今までに辰年の年賀状、書いた覚えはないなあと思っていたら、12年前のそのころはカナダにいたからでした。
カナダでインディアンの人たちに歌を習っていたころ。2000年の幕開けは、雪深い内陸の町リロワットのの3日3晩のパウワウの儀式でした。踊り歌い続け神がかる人たちを見つめていました。あのときの歌声、太鼓、ワシの羽根の揺れる音、ダンサーが体中につけた鈴の鳴る音、昨日のように鮮明におぼえています。
インディアンにとって東西南北の全方角を示す4年は一区切りの数字です。4年が区切りとすると、その倍数の12年という数もまた大きな区切り。今年から新しい出発だという気持ちになります。
「俊鳥」「活龍」の心地でこの1年すごせるよう、励んでいきたいと思います。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
2012年、辰年、ドラゴンイヤー到来!
天に昇る龍の気の如く、心に希望あふれる一年となりますように。
年がかわると、新しい風が胸のなかに吹き込み、
再出発だという心地になります。
迎春、新春という言葉のあたたかさを、
今年はもっとそれを感じます。
南禅寺の禅道場「金地院」の門にこのようなことばが書かれてありました。
俊鳥は林に栖まず
活龍は水に滞らず
胸にしかと抱いていこう!と思う言葉です。
鳥は林から飛び立ち、空を自由にはばたくもの。
龍は水中と天を行き交うもの。
林や水にとどまるものではない。
力がみなぎるような、言葉です。
今までに辰年の年賀状、書いた覚えはないなあと思っていたら、12年前のそのころはカナダにいたからでした。
カナダでインディアンの人たちに歌を習っていたころ。2000年の幕開けは、雪深い内陸の町リロワットのの3日3晩のパウワウの儀式でした。踊り歌い続け神がかる人たちを見つめていました。あのときの歌声、太鼓、ワシの羽根の揺れる音、ダンサーが体中につけた鈴の鳴る音、昨日のように鮮明におぼえています。
インディアンにとって東西南北の全方角を示す4年は一区切りの数字です。4年が区切りとすると、その倍数の12年という数もまた大きな区切り。今年から新しい出発だという気持ちになります。
「俊鳥」「活龍」の心地でこの1年すごせるよう、励んでいきたいと思います。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
by miomatsuda
| 2012-01-07 12:20
| ◆日々雑感/Notes