松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
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発売日に『エーラ』の紹介PVを公開しました。


レフカダ島から始まってサントリーニ、地中海の港やグラナダのセファルディが暮らした街、カーボヴェルデ・・・海の旅は続きます。



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by miomatsuda | 2017-04-20 17:33 | ◆最新情報/News | Comments(0)
新譜リリース 地中海から"έλα"『エーラ』!

昨年の初夏にギリシャとポルトガルで録音したCDを今月リリースします。今、ラジオ収録やインタビューなど毎日動き回っています。

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"έλα"「エーラ」は、ギリシャ語で「おいで!」という意味です。歌や踊りの中のかけ声でもあります。ポルトガル語では"ela"「彼女 She」。このアルバムを作ることになった経緯を少し書きます。


「クレオール・ニッポン」リリース後の2015年1月に、息抜きに訪れた(というか帰った)地中海。小泉凡さん&祥子さんから紹介してもらったレフカダ島で素晴らしい歌のもてなしを受け、6月にラフカディオ・ハーンの誕生日に演奏に行くことになり、それがご縁で長期滞在することになったギリシャですが、昨年2016年はギリシャからポルトガルまで旅をしました。


思えばすごい旅でした。ギリシャに2週間居て、サントリーニやレフカダ島へ行ったりしながら、アテネのプラネタリウムのスタジオで録音した後、地中海を船で旅して、リスボンへ。何日か後にカーボヴェルデまで行って、1週間滞在。リスボンに戻って、聖アントニオ祭の真っ最中に、カーボヴェルデ人のミュージシャンたちと録音。


たくさんの海をみたし、深い歴史にも触れた。リスボン録音では、2001年に初めて行ったリスボンで会った人たちとこれまで深めてきた友情が形になりました。カーボヴェルデ出身の歌手アナ・フィルミーノ、ダニー・シルヴァ、すばらしきミュージシャンのお友達・・・。クレオールの心を音に詰められました。


そもそも、こんな録音をしようと思ったのも、ラフカディオ・ハーン関係で紹介してもらったエンジニアのタソスとの出会いからでした。彼はプラネタリウムの音楽を手がけていて、アテネのプラネタリウムの中にスタジオがあります。彼は日本語ペラペラで、録音のときもずっと日本語。そこで自然にスケッチを描くように録音できました。


今回初めて録音したギリシャ語は、実は高校生の時から親しんだ言語。私の語学の師匠がギリシャ人で、その家に寝泊まりしながら高校に通い、ギリシャ語の初歩やイタリア語を習いました。その師匠がハリス・アレクシーウのCDをくれて、私は彼女の音楽からにじみ出る深さと神話性に夢中になりました。その頃は地中海の古代史が大好きで、考古学者になりたかったんですが。アルバム最後の曲は、ギリシャの紀元前の墓碑に刻まれた、人類最古の楽譜に残った歌です。


また、昨年アドリア海を渡っていたときに、ボスニアに生まれ、旧ユーゴスラビアの国民的歌手で日本で長く活動されていたヤドランカさんの訃報を聞きました。私はずっと彼女の歌を聴いてきたし、彼女がいなければ私は今の歌を歌っていなかったと思います。特に「クレオール・ニッポン」につながる原点は、彼女がアレンジして歌っていた江戸の民謡「鮎担ぎ唄」を聴いてだったと思う。そんな原点のひとへ敬愛と感謝をこめて、オマージュを録音しました。


最近、歌には境がないことを本当に感じます。言語も地域もすべて超えて、ひとがあり、歌があるのです。このアルバムに入れた歌は、やはり故郷を持たない者、故郷を離れて行く者、出航せずにはいられぬ者の歌。永遠に旅する者にとって、歌こそが故郷になるのです。


これまで旅した世界のいろいろな出会いと縁と愛がぎゅっと詰まった作品を、世の中に送り出します。たくさんの人に届きますように。


新譜" έλα "エーラ』よろしくお願いします!

5月末には、リリースライブもします!


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2017.4.19. RELEASE

松田美緒
『エーラ』


RPOL-10005 コアポート
定価¥2,800 (+)


松田美緒のギリシャ、ポルトガル録音最新作。大きな話題を集めたCDブック『クレオール・ニッポン』を経て、自身のさらなるルーツ~地中海全域に立ち戻った意欲作!


1ティラ(Thira) by Mio Matsuda 

※エーゲ海、サントリーニ島(ティラ島)の、かつて火山で滅びた島へのオマージュ。

2エラ・キ・エスィ
(Ela Ki Esy) by Elias Georgakis / Dionisis Georgakis
イオニア海をテーマにしたレフカダ島を歌った曲。

3望郷のキス
(Bejo de Sodade) by Beleza
ファドやブラジル/アフリカ音楽が混ざり合った
カーボ・ヴェルデの音楽「モルナ」。アナ・フィルミーノ(vo)が参加。

4バトゥック
(Batuku) by Orlando Pantera
カーボ・ヴェルデ諸島サンティアゴ島の歌。
故オルランド・パンテーラ作。

5きまぐれ
(Cabeça de vento) by Linhares Barbosa/Armando Machado
アルマンド・マシャードのファド名曲。

6花嫁と海
(La Galana y El Mar) Trad.
セファルディの民謡。山口亮志によるギター・ソロ。

7真珠のモレノ~バルカン・ヴァージョン
(Moreno De Perola
Balkan Version) by Mio Matsuda
クレオール賛歌、セルフ・カヴァーのバルカン半島ヴァージョン。
セファルディ民謡が挿入されている。

8別離 ~海~
(Apoxairetismos) by Kostas Mountakis
地中海最大の島、クレタ島のリラ奏者コスタス・ムンダキス作。

9アンジョ / マナ
(Andjo
/Mana) by Trad;Adapted by Jadranka

旧ユーゴ出身(サラエボ)で内戦により日本に来て活躍していた歌手ヤドランカ (2016年没)に捧げたカヴァー曲。マケドニア民謡、ブラジル北東部音楽とのメドレー。ヤドランカもレコーディングした曲。

10サイコー
(Saiko) by Gregório Gonçalves;Mio Matsuda
カーボ・ヴェルデに伝わる漁師歌。1960年代、日本のマグロ漁船が遠洋漁業でこの地に来た時、「サイコー」という言葉が面白くきこえて当時作られた曲。現地の大物歌手ダニー・シルヴァが参加。

11紀元前ギリシャ シキロスの墓碑より (残存する人類最古の記録された歌)
(Seikilos) Trad.
~生きているうちは 喜びに輝け 何事も嘆くことなかれ 一生は短く 時には終わりがあるのだから。


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リリースライブ情報


アルバム詳細(コアポート)

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by miomatsuda | 2017-04-01 23:49 | ◆最新情報/News | Comments(0)