松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
by miomatsuda
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<   2013年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧

年末のご挨拶
2013年も年の瀬となりました。
皆様にとってどのような一年だったでしょうか。

私にとっては歌手として、予想以上に実り豊かな一年だったと思えます。
カーボヴェルデを2回訪れ、歌うことができ、「クレオール」の本質に触れることができました。

つのだたかしさんとの「地中海の歌」コンサートでは、これまでの集大成のように歴史深い地中海の8カ国の歌を歌い、そのすべてが自分の糧となりました。

渡辺亮さんとのCHAMADAでも、全国でいろいろな活動ができました。映像人類学者、分籐大翼さんとのコラボレーションも忘れられません。

ビスコイット・グローボでも東北ツアーへ行きました。

また、自分にとっては初めての企画である「日本のうた」プロジェクトで、九州ツアーそして7月には、韓国で公演をすることができました。

「日本のうた」でとりあげている歌の故郷や、その背景を調べる旅も各地の協力者の皆さんのおかげで、どんどん深まっています。
新年には、大阪と京都でライブもあります。

多様な日本をうつしだす、世界でみつけた日本のうたが少しずつ広がっていくことをとても嬉しく思います。

今年、応援してくださった方々、歌を聴いてくださったすべての皆様に、お礼申し上げます。
来年もまた、地球に根をはって、深く呼吸して、歌をとどけたいと思います。

平和でよい新年をお迎え下さい。

Mio Matsuda
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(カーボヴェルデの思い出。60年代「サイコー」の歌が生まれたサンヴィセンテのミンデロの港にて)
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by miomatsuda | 2013-12-31 02:00 | ◆日々雑感/Notes
旅した2ヶ月 その4
それからの移動は、福岡ー行橋ー岡山ー広島(鞆の浦)倉敷ー東京ー横浜ー京都ー鹿児島ー山の中(高千穂ー五木村ー水上村ー椎葉村)ー山鹿ー天草ー熊本ー長崎ー京都ー長崎ー京都。
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スタートは、行橋で歌われていた歌をさがす旅。古い歌ならなんでもしっている橋本さんが近所のおばあちゃんに一緒に聞きに行ってくださった。でも、なかなか思い出せない。

それから、行橋の「トコハイ節」の歌詞にも出てくるし、古くから深いつながりがある鞆の浦。海運業で栄えた重要な港。
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大きな積み荷を下ろすための長い船着き場、雁木。こんな場所で歌が歌われたのかな。
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突然ですが、立ち寄った倉敷で会えたブラジル人の歌手ヴィニシウス・カントゥアーリア。素晴らしい芸術家!!
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横浜の後、再度九州へ。
鹿児島
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鹿児島の案内人、しょうぶ学園のマドンナ、山下くみ子さん、そして園長。
霧島 
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高千穂(大先輩、うずめ姉さんと一緒に)
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このあと、携帯が壊れたため写真はなし。
宮崎、熊本の山を行った。五木村、水上村、椎葉村は特に忘られない。特に椎葉村は噂には聞いていたけれど、民謡の宝庫だった。秋田の鹿角の歌と似た歌もあり、日本の山の民の歌は尾根でつながっているんじゃないだろうか。

長崎から復活。
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伊王島へ。外海地方が見える。
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教育センターの方が作ってくださっていたファイル!!(貴重です!)
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坂の町、長崎。にゃんこも高いところがお好き。

などなど、書ききれないくらい、海と山を縦横無尽に旅した。

FBに書いたこと。

ひとつの歌を歌うためにやりたいことは、その歌が生まれた場所へ行ってみること。歌の歴史背景ひとびとを知りたくて、それを知ったらもっと歌が心に身体にしみてくるし、その歌について自分なりに解釈できる。やっぱり百聞は一見にしかずだ。
連れて行ってもらった南九州の険しい山の道も、五木村の寂しげな旋律も、椎葉村の豊かな歌の数々も、祖谷の山の情緒も、伊王島の歌の背景にある歴史も、長崎にみるポルトガルも、鞆の浦と行橋をつなぐ瀬戸の海と人々も、壱岐対馬の古代の海の道も・・・日本を見てこれて、空気を吸ってこられて本当によかった。こんなことができるのは、各地で案内してくれるお友達、協力者の方々あってのこと。感謝しています。

歌手の私が民俗学の真似事をやってただの自己満足かもしれない、とか、なんで今ラテン諸国で楽しく歌っていないんだろう、本当はジョビンの曲歌うほうがずっと自然かもしれないのに、と独りごちることもあったけれど、とりあえずいいことにした。きっと「日本のうた」のなかで、子供の頃から気になっているものに挑戦したいのだと思う。日本を歌から知りたいんだ。
それにしても、長崎はポルトガルとつながっている。
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京都に帰ってきてつかの間、一大決心して、明日、雪に閉ざされる前に徳島県の祖谷へ行くことにした。「日本のうた」のテーマの場所のひとつ。今年最後の、歌をさがす旅だ。
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by miomatsuda | 2013-12-18 21:11 | ◆旅日記/Traveler's note
A VIDA
2013年の個人的な大きな変化は、この日かもしれない。
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九州バースセンターで赤ちゃんが生まれる瞬間に立ち会い、歌をうたうことに。
歌に反応して陣痛が始まったりゆるんだり。わかる。どんなスケールが好きか、どんな音が好きか。直感でお母さんと赤ちゃんに歌う。
そして、生まれた!
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感動のあまり一筆・・!!

A Vida

十の月を待ち ふくらんだおなか
太陽の熱をふくんで もう熟れている
生まれるとき ちいさな速い鼓動と痛みが 
波になって やってくる
あっちから こっちへ
はやく出ておいで 
さあ おいで こっちは楽しいよ

笑い声と歌 光と花の香りで 部屋を満たし みんなが呼んでいる
もう出ていくよ もう出るよ
答えるように つきあげる痛み
鈴のようなママの声は しだいに 深い呼吸へとみちびかれて
汗と 顔のしわと かけ声 
ぐっと握ったてのひらの熱

もうすぐだよ もうすぐだよ
しっかり目をあけて ぼくはもうここだよ
出てきたあたまには 黒い産毛のような髪
出てくるよ 出てくるよ
小さなてのひら 白いからだ
するりするりと回転して 
ちっちゃな足の五本指まで
ぜんぶ出た

ぜんぶ出たとき 
ちいさな身体は 
まだ気がついていない 出てきたことを
十秒経ってから 聞いた
初めての声
ママゆずりの鈴のような声
次の息を吸うための 第一声

ママははっと目を開いて
そこにあったカメラを手にとって
おなかのむこうを撮り始めた
「やっと会えたね!」

黒ずんだへその緒は チューブのように
まだふたりをつないでいる
チョキン チョキン はさみで切って
おばあちゃんの最後のチョキンで
この子はもう この世界の子になった

いらっしゃい いらっしゃい
ようこそ この世界へ 
この人生へ !

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生命は、海から生まれるんだ。

この日の約1ヶ月後にもう1人のママの出産に立ち会った。月光のようにしずかな、神秘的なお産だった。
人はそれぞれ自分のリズムを持って生まれてくるんだな、そう思う。
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by miomatsuda | 2013-12-18 20:24 | ◆日々雑感/Notes
旅した2ヶ月 その3
ライブではいろいろな南米と日本の歌に加えて、7月の韓国公演で歌った「朝露」「珍島アリラン」「トラジ」「モランドンベク」などを歌った。日本と韓国のお客さんと一緒に盛り上がったわすれられないひとときだった。船の揺れはすさまじかったけれど!
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これは、イ・ハンチョルさんとの合同ライブの様子。

やっと晴れて、上海に入港。
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蘇州へ。「蘇州や曲」を口ずさむには人が多すぎた・・けれど呉の国の都に行けて嬉しかった!
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そっくりさんシリーズ その2
上海の屋台にいたお兄ちゃんとピースボートのスタッフYくん。
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さらに海の旅を楽しむために持っていた本たち。船が揺れて完読できなかったけれど、
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船の上で出会った人たち。初めてのクルーズ体験だったけれど、楽しい1週間だった。
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共演した韓国のアーティストおふたり。

これは、FBに書いたこと。

ピースボート&グリーンボートの日韓共同クルーズの1週間、韓国と日本の人たちと一緒にアジアを周り、いろいろなことを感じ、考えた。初めてのクルーズ体験は、青い海がいつも見えたわけでもなく、嵐の波枕が3日くらい続き、晴れたと思ったら、土色の揚子江を進み、水の都・蘇州は人の都で、上海ではいろいろ食べたけど、結局最後に食べた10元の屋台チャーハンに勝るものはなかった。船が揺れに揺れると寝るしかなかったり、いっぱい持って来た本も2冊しか読み切れず、人混みがいやでも船から降りるわけにもいかず、酒が安いのでいっぱい呑んで、運動不足で、それでもなお、韓国と日本の歌と人をつなげるようなライブができて、縁ある人たちと出会えて、とても楽しかった。今でも懐かしい。何千年も前から使われて来た海の道を通って、人々が日本列島へ来ては混ざって、今のような日本人ができた。アイデンティティとか民族意識なんてたった100年くらいのものにしがみついている風潮が馬鹿らしくなるくらいに、行く先々の港で友達と顔がそっくりの人たちに会った。アジアのこの素晴らしき多様性よ、万歳。
船上で出会った韓国の「生活旅行者」の柳盛湧さんの言葉「本当の旅とは自分を滅して世界に埋没すること。すべての決め付けも判断も消えゆき、核心がみえてくる。道に迷う人こそが本当の旅人」そう、自分探しの旅なんてうそなのだ。毎日の生活だって、旅なのだ。移動することと旅はちがう。私はもう一度、本当の旅をしたい、そう思った。
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by miomatsuda | 2013-12-18 20:07 | ◆旅日記/Traveler's note
旅した2ヶ月 その2
ピース&グリーンボート 1日目
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大洋ってこれか!と感動。
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遮るものがない夕焼け。
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月光もまた素晴らしい。
波のリズムで、ぐっすり。

3日目 台湾の基隆入港。
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イエマンジャーと見まごう、海の聖母「マズ」さまの寺。スペイン人が作った港町らしく、アラベスクな文様も一緒にあった。
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それから、船は揺れて揺れて、海人だと豪語してた私も、ひとかけらの陸があったならしがみついていただろう。
沖縄へは台風の影響で上陸かなわず、ライブは計画より一日早まった。

そっくりさんシリーズ その1
ギターの平くんと韓国のパーカッショニスト朴くん
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by miomatsuda | 2013-12-18 19:48 | ◆旅日記/Traveler's note