松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
by miomatsuda
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<   2010年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

TRANS-CRIOLLA 南米帰国公演
ハクジュでの南米帰国公演まで、とうとうあと2週間です。
ウーゴ・ファトルーソとヤヒロトモヒロはもちろん、
ウルグアイからはカンドンベのグループ、レイ・タンボール
http://www.youtube.com/watch?v=92trWoerYow&feature=related
チリからは素晴らしき歌い手、フランチェスカ・アンカローラ
http://www.youtube.com/watch?v=kPTGTC1Tzsk&feature=related
をゲストに、本当に特別なコンサートです!各国を代表する敬愛するアーティストと盛り上げたいと思います。ぜひお待ちしています!

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「松田美緒、ヤヒロトモヒロ、ウーゴ・ファトルーソ 南米帰国公演
TRANS−CRIOLLA 〜響き合う地平の向こうへ〜 」

■出演:松田美緒(Vo)ヤヒロトモヒロ(Per)、ウーゴ・ファトルーソ(Pf,タンボール)
■スペシャルゲスト:レイ・タンボール(ウルグアイ)、フランチェスカ・アンカローラ(チリ)■日時:2010年11月10日(水)18:00開場/18:30開演 
■料金:前売り 3,000円、当日3,500円 (税込み) 全席自由
■会場:HAKUJU HALL(渋谷区富ヶ谷)03-5478-8867 
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5 (株)白寿生科学研究所本社ビル
Tel:03-5478-8867
代々木公園駅(千代田線)または代々木八幡駅(小田急線)から徒歩5分
■主催:国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション) 
■協賛:hakuju hall/株式会社白寿生科学研究所 
国際交流基金のページ
http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/1010/10-04.html
≪公演概要≫

今夏、国際交流基金主催で行われた、松田美緒、ヤヒロトモヒロ、ウーゴ・
ファトルーソトリオによる、建国200年を祝う南米ツアー(アルゼンチン、
ウルグアイ、チリ3カ国)6公演は、各国を代表する音楽家とともに奏でられ、
人々の心をつなぎ、各地で絶賛の嵐を浴びる大盛況のなか終了しました。
その南米公演が日本で再演されます。
いずれも初来日の、カンドンベのレイ・タンボール、チリを代表する歌手
フランチェスカ・アンカローラを迎え、11月10日、一日限りの夢の公演です。
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by miomatsuda | 2010-10-25 22:31 | ◆最新情報/News
TRANSCRIOLLA 3 CHILE
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南米ツアーの記録その3。
モンテビデオの興奮から一夜明け、チリへ向かう。大西洋から太平洋へ、南米大陸を突っ切っていく一直線の旅。そろそろフライトも終わりにさしかかった時、雲海の中から、アンデスが浮かび上がっていた。これには、感動で涙が出た。初めてこの景色をみた人は、きっと一生忘れないのではないだろうか・・。
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ホテルからもアンデスが。大使館の方が素晴らしいプロモーションをしてくれていて、チリに着いてすぐホテルで電話で新聞のインタビューをし、リハーサルだ。
リハーサルに向かう途中に、信じられない光景が!
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コンサートの巨大なバナー!
これにはみんなびっくりした。顔だけで私の部屋くらい?(笑)
その下をバスは通って、サンチャゴのペニャロレン区文化センターへ。
今回のゲスト、フランチェスカ・アンカローラが来てくれた!
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会ってすぐ、いろいろな話をした。最近来日していたアルゼンチンのアーティスト、カルロス・アギーレに、私のCDを聴かされたのこと、なんだかいろんな縁がつながって、とても嬉しかった。
完璧にイタリア系のフランチェスカは話し方も音楽も、温かさが滲み出ている。
チリでは国民的歌手の彼女は、カルロス・アギーレと南米の子守唄を歌った"Arrullos"やビクトル・ハラへのオマージュ"Lonquen"を世に送り出している。人間性と音楽性が響くなんとも素晴らしい作品だと思う。

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翌日、町並みが世界遺産に指定されているバルパライソへ向かった。
なだらかな大地を1時間半ほど旅した後、太平洋を見たときはさすがに感激した。
本当に、反対側まで来てしまったのだ!

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チリ一日目、バルパライソ大学は、れんが造りの素敵な会場で、満員のお客さんと一緒に、とても親密なライブになった。
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ウルグアイのスタッフチーム!左から男性がローディーのマルコ、音響のアルバロ、照明のトンボ。

翌日、最終公演は、ペニャロレン区文化センター。寒い中1000人以上のお客さんが観にきてくれ、最後までじっくり聴いてくれた。
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ビクトル・ハラのEl Cigarrito「巻きたばこ」やアンコールでフランチェスカとアカペラで歌ったEl Derecho de Vivir en Paz「平和に生きる権利」は、会場からの拍手がやまなかった。
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ビクトル・ハラほかヌエヴァ・カンシオンの曲は両親の世代が日本語で歌っていたこともあって、今回このツアーのおかげで、そういうルーツに向き合うことにもなった。反響のあまりの大きさにチリの人々の人生と深く結びついている歌だということを、身体中で感じずにはいられなかった。

帰国後、チリ公演の400人以上のアンケートを集計して大使館の方が送ってくれたが、とても感動的な言葉の数々に、しばし言葉をうしなった。

バルパライソ大学で「チリの建国200年をなぜ祝うのですか?」と聞かれた時、スペイン人侵略の歴史やいろいろな複雑な思いが「建国200年」に関わっていることも感じた。それに対して、率直に「すべての肌の色がまじりあう大陸に生きるすべての人の歴史へのオマージュとして祝いたい」と言った。
寄せられたたくさんのメッセージを読んでわかった。観客の人たちは思ったよりもずっと深く、そんな思いを受け取って慈しんでくれた。
それは、一緒に舞台をつくってくれたウーゴ&ヤヒロの底知れぬ音楽力の賜物だ。

そして、この公演に関わる4国のすべての人々、応援してくれた皆さんに心から感謝しています。
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(旅した仲間達)

TRANS-CRIOLLAは、まだ続きがある。
フランチェスカも、11月10日ハクジュホールの帰国公演にやってきて、一晩だけの祝祭です。
南米公演を日本の観客の皆さんにも伝えられたら、と思います!
ハクジュで待っています!
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TRANS-CRIOLLA en Chile メンバー。
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by miomatsuda | 2010-10-23 14:39 | ◆旅日記/Traveler's note
10月の思い
10月2日から西に旅立ち、高松、大阪でライブ、平戸、大村でファドを歌って、そして有明海の多良岳のふもとの親戚のうちに立寄り、東京に帰ってすぐに、アルゼンチンの素晴らしきアーティスト、カルロス・アギーレと共演、その翌日にはジョビン曲集のレコーディングに集中したという、10月。
終わってみるとなんて詰め込んだ1ヶ月かと思いますが、どれを思い出してみても、かけがえのない体験になりました。

高松、大阪での沢田穣治さん、秋岡欧さんとの音楽はベースとバンドリンという編成で、間の中音を自由に行き来できて、癖になりそうなサウンドでした。高松はうどん、大阪はお好み焼き、小麦〜な日々でした。世界一うどんが好きな私はとっても幸せ。久しぶりに行く高松も大阪も、懐かしい人たちにあえて嬉しかった!
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(ライブの後)

平戸ではつのだたかしさんと沢田穣治さん(今度はギター)とファド。ポルトガルと460年の通商の歴史を記念したカステラサミットでの演奏でした。ポルトガルのザナッティ大使もお越しで、「ああ、君か!」とおなじみな感じ・・!つのださんがポルトガルギターを始めてくださったおかげで、ファドをファドの編成でしっかりやるということができました。これからもどんどん深めていきたいです。

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平戸は、ポルトガルにとっては日本への一番最初の門戸だったり、隠れキリシタンの人たちの拠り所だったり、本当にポルトガルと縁が深いところです。港を見下ろす丘から松浦城を見つめ、ザビエル教会の鐘の音を聴いたときは、涙が出ました。遠い海のむこうからたどり着いて、夢や希望、野心をもって集まってきた商人や宣教師たち、信仰に命をかけた人たち、倭冦に密貿易人、なんとか民を治めようとした松浦藩の人たち、いろいろな人たちが今は閑散としているこの港で交差していたのか、と思うと、ふと感慨深く、タイムスリップしていました。

長崎では、おくんちの最終日。10年前から長崎に行くたびにお世話になっていました銅座町のお店サニーサイドの椋尾さんが今回7年に一度の「南蛮船」の音楽担当をやると聞き、なんとなく行ってみようと思って行ったら、度肝を抜かれました。
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椋尾さん。
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南蛮船はポルトガルの文化と長崎・出島の祭り文化を融合させて、感動の域に達していました。子供達がポルトガルの民謡を歌ってから、「持ってこーい」のかけ声に合わせ、大きな南蛮船が一斉に曳かれているのを見て、しかも銅座の人たちがポルトガル語で「フォルサ!」(頑張れ!)と叫んでいるのをみて、しかもその場所が蘇州風の庭園だったりして、頭がくらくらしました。まさにカーニヴァルです。お祭りの底知れぬエネルギー、そして長崎の異国文化への包容力に、心底感動させられました。ずっと同じリズムを泣きながら刻み続けた子供達の表情がとてもまぶしかった・・・!
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それから大村の美しい蔭山邸でライブ。大村湾を見下ろす絶景。夜は外のお風呂から星空を見上げて歌ってました。
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そして、私の愛する有明海へ。
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親戚のうちに寄りました。携帯も県外の山村。曾おじいちゃんが建てた小さな家で、手作りの石の五右衛門風呂に入って、自然の音を聴いて過ごしました。親戚のみかんの収穫を手伝ったり。
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ずっと長い間、故郷がないような、漂流の感覚がありましたが、今回は、住んだことはないけれど、私の血に流れている故郷の記憶がある、それがここだ・・、そんなふうにあらためて思いました。季節がきたら田植えやみかん収穫を手伝いに帰ろうかな。漂流はやめられないだろうけど・・。
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 不思議にこの体験は、カルロス・アギーレの歌「故郷の記憶」とシンクロしました。
カルロス・アギーレさんは、ある方(「hiroshi」という曲にもなりました)が聴かせてくれた「クレオールの花」を聴いてとても気に入ってくれたということで、今回共演に至りました。心のひだを繊細に本質的に紡いでいく唯一無二のシンガーソングライターで、一緒に時間を過ごすだけで、優しい気持ちになる人でした。東京に帰って音合わせをして、スパイラルホールでのコンサートで"Memoria de Pueblo" 「故郷の記憶"」Los 3 Deseos de Siempre"「永遠の3つの願い」を一緒に歌うことができました。
もう一人のゲストは、バンドネオンの北村聡さん。素晴らしかったです。アギーレさんがオルケストラ・アウロラのコンサートを観て、感動してぜひ一緒にと言ったそうで、なるほど、二人はとても相通じるものがありました。音楽は人を結びます。
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パラナ川のほとりに住むアギーレさんは、水辺の哲学者、もしくは妖精のような人です。カルロスさんと出会い、音楽は生活としっかり結びついているのだと思いました。私も田舎で暮らしたい、と思ってみたり。澄んだ水が空や海や人を映し出すように、アギーレさんの音楽は何かしら人の中の大切で壊れやすいものを映し出すのかもしれません。そんなふうに、私も自分自身と向かい合うことになりました。アギーレさんの歌詞をたくさんコピーさせてもらったので、これからも機会をみつけて歌いたいな。
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さて、それから沢田穣治プロデュース、Canta Jobimのレコーディング。4人の才女カルテットとピアノ、ギター、ベース、私の歌を一気に録音しました。穣治さんがアレンジしたジョビンの名曲が形になりました!昨日、3日間のレコーディングも無事終了し、あとは2曲の歌録りを残すところとなりました。やっとほっと一息ついています。

これが、私の長年の夢だった、ということは終わってから思い出しました。ジョビンのカンソンを録音したいとずっと思っていたことも。重厚な楽団でレコーディングなんてよく考えたら初めてだし、しかも愛してやまないジョビンの曲なので、なんて幸せ者でしょう。いっぱい愛がこもっています。早く聴いてもらえる日が待ち遠しいです。発売は12月予定!

さあ、11月はあのウーゴ&ヤヒロさんとまた一緒に音楽できます!しかも、11月10日のハクジュホールは、すごいです。私にとっても、たぶん今までの集大成とひとつのゴールです。たぶんこの後もそうあり続けるでしょう・・・。それに向けて頑張ります!

それにしても今年は数えてみたらたくさんの無意識の「夢」が叶いました。そして、そのどれもが歌手として学べる機会をくれました。これからもひとつひとつ、不器用なりに向き合っていい仕事を残せるように、歌が少しでも長い間、聴いてくれる人の心に残るように、心をこめたいと思います。
と、ひときわ、感慨深い秋の夜。

.....ちなみに....何年かぶりに前髪を切りました....!
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  秋も深まり、更に精進します!
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by miomatsuda | 2010-10-21 23:03 | ◆日々雑感/Notes
WEBダカーポ
ウェブマガジン「ダカーポ」に、南米ツアーと帰国公演について記事が掲載されています。
ちょっと長めですが、自分なりのTRANS-CRIOLLA についての思いと経緯を書きました。
ぜひご一読ください!
http://webdacapo.magazineworld.jp/entertainments/music/33017/
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by miomatsuda | 2010-10-01 14:29 | ◆最新情報/News