松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
by miomatsuda
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Home Page Navi












カテゴリ
ライフログ
最新の記事
以前の記事
最新のコメント
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2010年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

7月最後の週は・・
 あっと言う間に、もう7月も終わろうとしています。ちょっと定住疲れ(笑)で那須に5日間ほど家出旅行して、山や川で歌って自然のパワーを身体中にもらってきました。やっぱり自然は本当に必要!元気になって8月のツアーの準備を着々とやってます。そろそろ荷造りをし始めながら・・。

 今日は沢田穣治さんと、7/27のリハーサル。目黒の楽屋で27日に、江藤有希さんのウナドスと対バンライブです。
 穣治さんベースとデュオは、曲がどんどん変わっていって、とても楽しいです。私、音数が少ないほど燃えるのかなあ?音数の多い少ないというより、聴こえていない部分を聴きながら反応し合って歌うのが、醍醐味だと思っています。穣治さんとのデュオはそんなふうに自然に音楽ができていって、とても楽しい!
 ということで明後日は、ファドあり、カンソンあり、ジョビンあり、日本の歌あり、どうぞお楽しみください。ウナドスとのセッションも!南米行く前に燃えたいと思います。

 29日のアルゼンチンのチャランゴ奏者のディエゴ・ハスカレビッチ、今日、来日したらしく、こちらも非常に楽しみです。ゲストは、私の他に沢田穣治さんとスチールパンの伊澤陽一さんも飛び入り予定です。その他いろいろあるかも。こっちも、アルゼンチンからカリブ、日本までどこまでも繋がるセッションです。多分どこにもない組み合わせなので、ぜひ見ていただきたいものです。

 ・・・それにしても、暑い!!!!熱中症に注意です。
 
[PR]

by miomatsuda | 2010-07-25 23:23 | ◆日々雑感/Notes | Comments(0)
7月、8月のスケジュール
7月は南米風味なライブが2本あります。

7月27日(火)
江藤有希さんのウナドスと、沢田穣治さんとライブです。

ウナドス+松田美緒×沢田穣治
〜南米風味・妄想ナイト〜

楽屋(らくや・中目黒)
tel 03-3714-2607
Open18:00 Live19:30〜/21:00
出演 ウナドス:江藤有希(Vn)早川純(Bandoneon)中西文彦(Electric&Acoustic G)
http://www.myspace.com/unados
   松田美緒(Vo)×沢田穣治(B)
   
予約¥2,800/当日¥3,300(共にdrink別)

---------------------------------------------

7月29日(木) 渋谷 クロコダイル
アルゼンチン出身のコスモポリタン、チャランゴ奏者ディエゴ・ハスカレビッチのライブにゲストで出演します。

ディエゴ・ハスカレビッチ(Diego Jascalevich)・チャランゴ
サンドラ・バウアー(Sandra Bauer)・フルート
Guest: 松田美緒 
Start: 19:00
Charge: adv/¥2,500 door/¥3,000
予約、お問い合わせ: ホットクラブパシフィック
Eメール: yoyo123@alles.or.jp

---------------------------------------------
8月は南米へ飛びます。

8/3〜8/14 TRANS-CRIOLLA ~響き合う地平の向こうへ~
松田美緒、ヤヒロトモヒロ、ウーゴ・ファトルーソ 南米公演
国際交流基金のページ http://www.jpf.go.jp/j/culture/new/1007/07-02.html

■アルゼンチン
[ブエノスアイレス公演]
日時: 2010年8月6日 金曜日 会場: アウディトリオ・インマクラーダ・コンセプシオン
guest:エドゥアルド・ファルー(Eduardo Falu)マルセロ・チオディ(Marcelo Chiodi)会田桃子
[コルドバ公演]
日時: 2010年8月8日 日曜日 会場: コルドバ大学 物理・数学・自然科学学部 大講堂
guest:オラシオ・ブルゴス(Horacio Burgos)
■ ウルグアイ
[サン・ホセ公演]
日時: 2010年8月10日 火曜日 会場: マッチョー劇場
[モンテビデオ公演]
日時: 2010年8月11日 水曜日 会場: アウディトリオ・ネリ・ゴイティーニョ
guest:レイ・タンボール(Rey Tambor)ニコラス・イバルブル(Nicolas Ibarburu)
■ チリ
[バルパライソ公演]
日時: 2010年8月13日 金曜日 会場: バルパライソ大学文化センター
[サンティアゴ公演]
日時2010年8月14日 土曜日 会場: ペニャロレン区文化センター
guest:フランチェスカ・アンカローラ(Francesca Ancarola)

---------------------------------------------
帰国したら佐渡島へ飛びます。

8/21〜9/4 "RESONANCEⅢ"余韻2010「波紋」ツアー

8月21日 佐渡 アースセレブレーション 小林体育館 
メンバー: 渡辺薫、 タマンゴ、 松田美緒、 ジョニー・ウェールズ、 マーカス・ソト、 今泉孝文

8月28日 東京 スーパーデラックス
メンバー:渡辺薫、 タマンゴ、 松田美緒、 D.H.ローゼン、仙波清彦、沢田穣治、金子竜太郎、柿沼康二
OPEN: 19:00 START: 20:00
入場料:事前予約: ¥4000 / 当日: ¥4500 (ドリンク別)

9月3日&4日 京都 アーバンギルド
メンバー: 渡辺薫、 タマンゴ、 松田美緒、 D.H.ローゼン、 萬 恭隆、 清野拓巳、 Mitsu Salmon & ryotaro, その他
OPEN: 19:00 START: 20:00
入場料:事前予約: ¥3000 / 当日: ¥3500 (1ドリンク)

各会場でお待ちしています。
[PR]

by miomatsuda | 2010-07-08 18:39 | ◆最新情報/News | Comments(0)
ジプシーと私
トリオ・アコースティックとの東海、北陸、関西ツアーが終わった。
彼らを招聘された金沢jo-houseの松田さんに感謝致します。
それぞれの会場に聴きにきてくださった大勢の皆さん、ありがとうございました!

セットリスト:
Romaria  この曲は、遥かなジプシーの巡礼を思い出させる。長い道のり、故郷なき者、もしくはどこも故郷となり得る者たちの・・・。
Trenzinho do Caipira  まさにジプシー達と宇宙への旅。
Eu Sei que Vou Te Amar ダイナミックに歌ってみた。
Lisboa Cidade ファドの2ビートをジプシーの2ビートとルパートでやってみた。
ねんにゃこころちゃこ この秋田県の子守唄は、モンゴルから風に吹かれてやってきたような、大陸的なメロディーがある。ジャズということでこれに「summertime」をくっつけて子守唄メドレー。
Djelem Djelem ロマの国歌ともいえる、ロマニ語の歌。初めてハンガリーに行って共演した時、教えてもらった。

d0101430_1736456.jpg


ちょっと長くなるけれど、ジプシーと私について、日々雑感を書きます。

思い出せば、リスボンから10カ国、電車とバスで旅した時、たどり着いたのがハンガリーで、そしてオラー兄弟のこのロマの家族だった。

人はどんなときに懐かしさを感じるのだろう。当時、流浪の果てに、やっと出会えた、帰って来たという感覚を、この家族の中で得た。だからラテンとは全く関係のないマジャール語の国に長居した。
2年前に逝ってしまった彼らのママとは、深い絆があった。ジプシーというエキゾチシズムやイメージよりも何よりも、人間の暖かさ、ロマ家族の優しさは、私の心の灯火だった。落ち込んだ時、傷ついた時は、ハンガリー語しか通じないママにどこからでも電話して、一声かけてもらうと、愛情でいっぱいになったものだった。音楽が絶えなくて、いつもチェロ弾きのお父さんが居間でチェロを弾いてくれ、そんな時、幼い頃を思い出したものだ。音楽が彼らの家で、私はその家で育ててもらった。

ジプシーの音楽は大きな心を持っている。彼らはいつもマイノリティーで、音楽は多くの国で彼らの仕事だ。音楽には彼らの美学があり、家族、親族の連携はとても深い。お母さんが強い。彼らのママもとても強く優しい人だった。
ハンガリーのジプシー音楽家は、いいミュージシャンのことを「ヨー ツィガン」(good gypsy)という。あとロマニ語では「ラーチョ」。つまり、いいミュージシャンはいいジプシーなのだ。スウィング、音、即興、そういう上手さと一緒に魂があるかどうか。狂気ともいえる、激しい炎の感情表現も、そう。そういうところが決め手な気がする。サンバでは「マランドロ」、ファドでは「ファディスタ」みたいな感覚だ。

一緒に歌っていて今回本当に実感したのは、ルパートの凄みだ。ジプシー音楽、特にハンガリーではルパート部分が醍醐味でもある。そこには大きな流れ、繊細さと大胆さのダイナミックス、歌心が凝縮されていて、歌い手にとってはこの上ないオーケストラになる。クラシック音楽の担い手でハプスブルグ家から何百年も雇われていたロマの音楽は、そんな歴史、遥かな道のりが脈づいている。ジャズミュージシャンなので、もちろんジャズを聴かせるんだけど、ジプシーらしさはその音圧、スウィング、メロディーに表れている。

一緒に歌いながら、私は彼らと出会ってから、海を越えていった日々を思い出し、時間が止まったような感覚になった。追憶とはこういうものかな。まるで移民した自分が遠い家族に再会したような、そんな感覚だった。それはとても暖かな愛情に満ちた思い出で、サウダージで涙が流れる、そんな記憶。まぎれもなく、私のルーツになった音楽家族。

私はこれからも音楽を家にして、旅し続けようと思う。彼らともまた新しい形で音楽をしていきたい。ジプシーソウルをずっと持ち続け・・。
これからの旅を思って、書き留めておきたかった。
どうもありがとう・・・!!!
[PR]

by miomatsuda | 2010-07-06 17:37 | ◆日々雑感/Notes | Comments(2)