松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
by miomatsuda
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<   2009年 11月 ( 8 )   > この月の画像一覧

クレオール
「クレオール」って、
スペイン語ではCriollo/Criolla「クリオージョ/クリオージャ」
ポルトガル語ではCrioulo/Crioula「クリオウロ/クリオウラ」
といいますが、
ラテンアメリカでは、植民地生まれの白人のことを指していて、
カリブのあたりなんかでは、混血した人たちやその言語も表し、
さらにブラジルでは、漆黒の肌の人を指したりする。

その呼び方とその意味の違いも、おおきく捉えたらやはり、ひとつのカテゴリーに入りきれない者たちのおおまかな呼び名といってもいいかもしれない。

そう、カテゴリーなんていらないんだと思う。

たとえば、お祖父さんが黒人で お祖母さんがインディオで
お父さんがヨーロッパ人で 奥さんが日本人だったりする、
そんなひとたちはすべての血の歴史をもっている。

すべての人種の歴史をもつって、ものすごいことだ。
誰が上とか下とか言うこと自体がばかげてくる。
そういう議論はまだまだあって、人種主義は存在するけれど
クレオールの人たちのおおらかさが私は大好きだ。
そして、肌の色を超えて、おまえは何者かと魂に問いかける真摯さも。

カーボ・ヴェルデはまさにクレオールの島国で、そのお国柄を本当に感じた。
ブラジルもラテンアメリカの国々は、ポルトガル語とスペイン語を公用語とするけれど、みんなそのクレオール性をもっている。

おおらかでくすっと笑わせてくれ、でもどこまでも本気の、クレオールの恋の詩が愛しくてたまらない。
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by miomatsuda | 2009-11-30 23:50 | ◆"FLOR CRIOLLA"と私 | Comments(0)
どんな声で
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 ひとつ終われば、またひとつ。
 12月11日のハクジュホールのリハーサルのため、つのだ邸へ。もうラストスパートをかける時期です。

 それにしても、いろいろな歌がある。だって800年の時を渡るのだから。
いったいどんな声で歌われていたのかもはっきりわからない歌たち。それでも歌詞からは時を超えてポルトガル的な哀愁が伝わってくる。アリアのように美しく叙情的な歌たちは、恋心や巡礼者のこころを伝え、ブラジルから来たとされるルンドゥンは、ちゃんと楽譜にもアフリカらしきノリが残っている。ファドに移行していく雰囲気も充分ある。一体どんなふうに演奏されていたのだろう。こうやって音にしていくのがとても面白い。
 楽器もたくさん。小さな小さな複弦楽器からビウエラ、ウード、ポルトガルギター、その他多々、つのださんならでは。

 さあ一体このようなレパートリーをどう歌うか。それはもう身体に入れ続けるしかない。
 マイクを使わずに響かせたいハクジュホール、カンティーガスからファドまで時代を超えて人間の心の営みが伝わるよう、日々、歌に励みたい。

 学生時代、ファドという音楽を初めて覚えて歌ってから10年。いろいろな旅をしていろいろな声で歌ってきたけれど、10年経ってあらためてポルトガルのサウダーデを歌う。そんな節目のコンサート、後悔なきよう歌い込みたい。

 5時間ぶっ続けで歌ったリハーサルの後は、恒例のつのだ邸の幸せな食卓。ありがたや〜!!

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 と、こんなふうに準備している A Noite, O Fado「夜 ファド」にどうぞお越しください。
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by miomatsuda | 2009-11-23 23:49 | ◆日々雑感/Notes | Comments(1)
マスタリング完了!
 ソロアルバムとして4作目になるCD"FLOR CRIOLLA"のマスタリングができました・・・!!プロデューサーの高木氏が「早く聴いて!」と手渡してくれたCDを、今、仮・定住中の東京でひとり聴いています。

 日本で録音、ミックス、マスタリングをすべてやったのは今回が初めて。いつもブラジルに一人でも(笑)行って、録ってきたものでしたが、今回は来日中のウーゴ・ファットルーソ、そしてヤヒロトモヒロさんと一緒にすべて日本で終えました。

 ウーゴとの出会いで、自分のなかに眠っていたものが数多く呼び覚まされました。そして、ずっと心のなかにあった歌や、ウーゴのピアノで歌いたい歌、今の自分が歌いたい歌詞、メロディーだけを選びました。南米のいろいろなリズムがあるし、スペイン語が多くなるけど、今まで以上に人生と直結している作品になりました。

 ウーゴのあんなピアノはどのCDでも聴けないし、ヤヒロ兄さん大活躍。ううっ嬉しい。いろいろあったけど、よく頑張ったねえ、と自分にヨシヨシ、時にはしなくては。
 
 スタジオで録ったそのままの匂いがします。「1,2,3!」で音楽が始まって、そしてどんどん展開して行く、一発録音のあの場でしかできないことが凝縮されてます。そして大好きなベーシストの井野信義さんがスペシャルゲストです。
 
 こんなこと書いたら早く聴きたいですよね。すいませーん!来年1月20日までしばしお待ちをーーー!!!
 皆さんのお耳に届く日を待っています!!
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by miomatsuda | 2009-11-22 09:17 | ◆"FLOR CRIOLLA"と私 | Comments(0)
巡礼2日目
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(ありがたき光が!!)

今日は、エクレジア「巡礼の歌」第2日目。
はるばるご来場ありがとうございました。

1日目の心地よき緊張とは変わって、2日目ということで少し余裕も出てきて、演目にもまた違った楽しみがありました。この2日間のために、リハーサルを重ねた皆さんとの最後のステージ、とても楽しませていただきました。

終わってからのシスターの方々との打ち上げパーティーが、何とも言えず心愉しく・・、とってもファンキーな!!シスター様方でございました。

この女子パウロ修道会、初めてこの企画のために行ったのですが、都会のなかにほっと一息ついて、俗世間から離れられるオアシスです。よく手入れされ、お花が咲き、ハーブが香る庭園が大好きになり、これからも遊びにいきたい場所ができました。


とても暖かい気持ちで帰宅。
皆様、ありがとうございました。

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(お姉様たちと、「3人の巡礼の巫女」)
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by miomatsuda | 2009-11-21 23:28 | ◆日々雑感/Notes | Comments(0)
エクレジア、巡礼の歌
 今日は聖パウロ女子会の教会にて、つのだたかしさん率いるアンサンブル・エクレジアの1日目でした。
 普段一人で歌うことが多い中、こうやって素晴らしい先輩方と一緒のステージに立てること自体、とても幸せなことです。出演者の皆さんの歌に本当に感動しています。
 しかも、13世紀のガリシア語の長い歌詞をお話するように歌うということも今回だけ。私にとっても、たいへん貴重な機会です。自分の曲のイメージとしては、中世の巡礼の道でマリア様の奇跡の物語を歌って、皆を楽しませる人、かな?
 サンティアゴ・デ・コンポステラへの長い道のりを祈りながら、休みながら、時には遊びながら歩いた巡礼者たちの歌、多彩な演目だったのではないでしょうか。

 明日も、とてもわくわくして臨みたいと思います。
 今日来られなかった方、もうチケットをお持ちの方、どうぞお楽しみに。お待ちしています。
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by miomatsuda | 2009-11-21 00:50 | ◆日々雑感/Notes | Comments(0)
Tumbao!!
 今日はいい天気。

 去年の10月の終わり、ブラジルに行く前日に名古屋でリカルド・サンドヴァルのライブでゲストで歌ってから、ベネズエラの音楽のスウィングとリズムと豊かさの虜になった。新アルバムで、ベネズエラの代表リズム、ホローポをウーゴ・ファットルーソに弾いてもらったくらい。そして、来年2月にリカルド・サンドヴァルとベネズエラのツアーが決まっていて、とても楽しみにしている。
 昨日、ベネズエラ音楽を歌うきっかけをいただいた東大の石橋純先生が司会、進行、前座(!)までつとめるベネズエラ音楽の夕べに行ってきた。石橋先生は東大にベネズエラ音楽の授業まで作ってしまったというすごい人。
 レオナルド・ハコメ率いる若手バンドは、平原地帯(ジャーノ)の音楽で、アルパ、クアトロ、マラカス、ベースに、ゲストヴォーカルがついて、それはそれは気持ちよいスウィング&超絶技巧だった。
 自分が歌っているホローポのパハリージョも、なるほどこうなっていたのか、と目から鱗の発見も。アルパ、素晴らしい・・・!!そして、マラカス、これは百聞は一見にしかず。CDで聞いてもわからないマラケーロの手の動きを見て、すごい!としきりに興奮。複雑なリズムだけど、基本的に気持ちよい、それに尽きる。グルーヴ、スウィングのことをベネズエラでは「トゥンバオ」とよぶけれど、フルバンドで本物のTUMBAOを体験できた。

 彼らのコンサートが18日に草月ホールで催されます。とってもおすすめです!!!!
http://www.latina.co.jp/html/liveinfo/veneweek2009/
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by miomatsuda | 2009-11-15 15:13 | ◆日々雑感/Notes | Comments(0)
んんっ、きたきた!
 という久々の感覚。
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 昨日はとても久しぶりの大泉学園インエフで、初共演の阿部篤志さんとのライブでした。
 最近はきちんと出来上がった曲をいろいろな解釈で歌うライブをずっと続けてきたのだけど、昨日は久々の即興歌もいっぱい歌いました。
 インエフは、今までいろいろなミュージシャンの人たちと出会わせてくれた貴重なお店。しかも禁煙で本がたくさんあるのが有り難い。黒田京子さんにも会田桃子さんにも初めて「お見合い」させてもらったのがインエフでした。マスター、今回も大当たりでした。
 阿部さんとは、ウマがあうというか、自然に音が紡げる感じで、なんだか初めてだけど親戚みたいーと言ってしまったほど、着地点とか表現とか、演奏していると同じところを見ている気がする。きっと「二人同時に何か降りてくるのね」ということで落ち着きました。もちろんジョビンやヴィラロボスもやりつつ、みんないつもと違っていて、即興の時は、いいー歌ができた気がします。サマータイムも途中からウィンタータイムでやりましたね。アラバマっぽかったなあ。新鮮です。

 インエフのピアノは、調律家の辻さんが大規模に構造改革して、音がキラキラと飛び跳ね、今も耳に響くほど。そんなピアノ自体のいい音と、すうっと世界が広がる阿部さんのピアノに、ぴんとスイッチが入る。音とか和音に、どうしても暗誦したい詩が脳裏に浮かび、それが歌になる、そんな感覚。聴こえてくるのはポルトガル語が多いんだけど、やっぱり韻を踏んだりしていて、音楽的に聴こえてくるからかもしれない。新大陸の砂を踏んで熱くことばを語る詩人になったり、コスミックガールになったり、センチメンタルな女になったり、いろいろでした。
 終わってからの気の抜け方は、きっと違う神経を使ってるんでしょうね。しばらく阿部さんとぼーっとしてました。お客様から「織物のようだった」というコメントもいただき、なるほどよく表現されたものだと感動。
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 そして、昨日は阿部さんのバースデーだったので、マスターがケーキを用意。終わってから、ささやかに盛大にお祝いしたのでした。おめでとうございます。そして、また一緒に歌をつくりましょう!
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by miomatsuda | 2009-11-15 01:04 | ◆日々雑感/Notes | Comments(1)
沖縄のこと
 リカルド・サンドヴァルたちとのライブを終えてから、滞在を5日延ばした。沖縄に来たのだもの、ただでは帰らない!

 今回、とてもお世話になったアルテプランの越智史郎さん。大工哲弘さんから数年前、紹介していただいた。
 愛媛、今治の越智水軍という瀬戸内海の海賊の末裔で、宮大工の息子の越智さんは、首里に「ロケットビル」と呼ばれる建物を設計し、首里の街の芸術を活性化しようと、いろいろなカフェやホールを設計しては、ご自分がいちばん楽しんで梯子していらっしゃる。不思議な建物はだいたい越智さんが設計したみたい。
 10階の屋上には「天空」とよぶバーがあり、そこで長い間「アトランティカ」を流してくださっていたみたい。まさに「天空の海」私も店長&DJをやりたくなった。ぜひご来店あれ!!
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 (東大のクラシックギター部の部長だったそうです)
 ビルには、ドミトリー、アパートがあり、3階にはとっても素敵なアルテ崎山店。ここでは毎晩音楽する人があり、琉球即興舞踊の鳥肌もののステージまで、行われる。1階は、ウォーバホール。ここで今回のライブ&セッションをさせていただいた。
 そして、路地の向かいにはアルテプランの事務所があり、その地下ではクラシックのコンサートをする赤田ホールが。大工さんの三線教室も同じビルで行われている。一日で3つのライブを同じビルの中で梯子できる作りになっている。
 そして、このロケットビル付近には越智さんが設計したアルテの系列カフェがまだあり、ギャラリーやコンサートも行われている。首里のモノレール駅付近だけで、かなりディープな音楽シーンに出会えるかも。
 
 ある日、沖縄に最近移住されたジャーナリスト&教師のジョン・ポッターさんとみどり夫人にお会いして、南部までドライブに連れて行っていただき、いろいろなお話をした。ご夫妻は、沖縄を心から魂から愛していて、それを感じると私も幸せな気持ちになる。
 
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(ジョンさんは、沖縄音楽の2冊目の本を書いているそうです)
 
 聖なる斎風御獄の帰り港に立ち寄った際、船の汽笛が。やっぱり、行ってきます、と久高島までの船に飛び乗ってしまい、なにも持たずに一泊することに!
 久高島はちょうど10年前行った。着いてすぐ、龍神様の岬までサトウキビ畑を自転車でつっきって、翌日は青い海に飛びこんだ。美しさと自然の恵みを魂いっぱいで感じながら・・。
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 そして、今回の沖縄は、とても特別だった。ただライブをやって綺麗な海をみて帰るっていうのではなく、毎晩毎晩楽しい宴のなかで、深い音楽交流をさせていただいた。
 大工哲弘さん、新城清弘先生、与那覇徹さん、そして、うちなーの心を歌ってくださった皆さんとの交流で、やっぱり沖縄はなんて特別な場所なんだろうと思った。これからも長い時間をかけて、深くおつきあいしていきたい場所です。
 
 魂の深きに届く音楽を聴かせてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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 最後はラテンカチャーシー!!
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by miomatsuda | 2009-11-13 12:49 | ◆日々雑感/Notes | Comments(0)