Lanka
2008年 10月 03日
仏教寺院の瞑想的なお経で毎朝目が覚める。鳥たちがさえずり、近所の奥さんたちも朝のおしゃべりをしている。栃木あたりの方言のようなイントネーションのシンハラ語は、この場所が日本から遥か遠くにあることを忘れさせてくれる。仏陀の像にブラジル産のマリア像、イスラムのモスクが競うように立ち、色とりどりのサリーを来た女性たちが過ぎて行く。
背高の椰子の木にはキングココナッツの実がたわわに実っていて、ジャックフルーツ(ワラカ)の木にも重い緑の実が今にも落ちてきそうだ。犬、犬、数えきれない数の野良犬は幸せそうに道に寝そべり、白や茶の牛たちがのんびりと草を食んでいる。これぞ、南国。
目覚めたらこんな場所に・・・!
美味しいキングココナッツを切ってくれる女性
「ワラカ」と呼ばれるジャックフルーツ。
キャンディ近くの象の孤児院。絶景!!
パオー!
古典の歌を教えてくれ、今回ビデオクリップに呼んでくれた歌手チャンダナ。
チャンダナのお友達で美容師のプラサンナ。彼がインド風濃いメイクをしてくれた。
シンハラ王朝と古代仏教の踊り、キャンディのダンスの先生。毎朝10時から16時まで特訓。仏様に捧げる踊りは、日本の伝統舞踊とそっくりなものもある。身体で日本に続く海の道を感じる。
子供達の集う先生の稽古場では、みんなとっても上手にステップを踏む。基本は「マンディアー」とよばれるがに股の姿勢。
隣の家のタミル人のご家族。帰国の日がちょうどサラスヴァティ(弁天様)神の聖なる日で一緒にお食事に呼んでくれた。
2回目に来た時2週間ホームステイさせてくれたとても優しいおじさん、おばさん。友人スサンタのご両親。
10日間は夢のように過ぎ・・・世界にこんなに心が通じあう親友たちがいることに感謝。そして、仏教国スリランカの深い慈悲の文化にやはり心が洗われるようだった。
ありがとう!スリランカ!!!!ありがとう、真心のひとたち・・・!!!
インド洋に沈む黄金の夕陽に歌う。
by miomatsuda
| 2008-10-03 21:56
| ◆旅日記/Traveler's note