松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
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旅芸人の記憶
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テオ・アンゲロプロスの映画じゃないけれど・・。
さる直観力の優れた御仁にご紹介いただいたのは、リュート奏者のつのだたかしさん。
CDはかねがね愛聴していたのですが、なんとこの方と、3歳のときに会っていたらしいことが判明!3年続けて私のいた町に演奏にいらしていたのです。

田舎で子供時代を過ごしていた私は、時折やってくる旅の人たちの話を聞いては広い世界に憧れ、旅に憧れていたものでした。外から来る人たちが音楽を奏でたり、話をしたり、「この外にある世界はこうなんだよ」とイメージさせてくれるたびに、いつか必ず旅をするんだ、と意志を固めていた気がします。それがこの流浪の精神の始まりでした。いや、海の民のDNAでしょうか。一度出てしまってからはもう旅をやめられなくなりました。
たくさん旅をして、その土地の人たちの話を聞き、歌を音楽を聴き、一緒に歌うことほど楽しいことはありませんでした。喜怒哀楽や祈りを表現する音楽に身をゆだね、人間は何処にいてもみんなつながっているのだと感じました。旅をして、私が見た世界はこうなんだよ、と私の言葉で話し、聞く人の夢や想像を掻き立てたい、自分がしてもらったように。そこが自分の姿勢の出発点だったのかもしれないと思います。

つのださんも、物心ついていない私にそういう広い世界を伝えてくれた貴重な人だったに違いありません。その証拠に、5歳くらいのときに作って歌っていた歌が、どうもヨーロッパの古楽っぽい!のです。影響されたのでは!?と思います。
昔から、私は後ろの丸いブズーキやリュートなどの楽器の復弦の音に魅せられてきたのですが、人生の中で初めてその音を聴いたのは、どう考えてもつのださんの音が初めてでしょう。このすごい巡りあわせに合掌。

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5月に、日系移民100周年記念ということで、私のコンピレーションCDを出していただくことになり、選曲していますが、3年続けて出したCDを聴きなおして、いろいろなことを思いました。未熟さや今ならこうするのに、という点もたくさんありますが、「旅」というひとつの私のテーマを追いかけて、ブラジルと日本を海を越えて移動した人たちや、ポルトガルからブラジルへ乗り出した人たちの歌をうたおうと取り組んだ気持ちはとても強いものでした。
そんなストーリーを共有してくださったり、私の歌たちを大事に聴いてくださっている皆さんに、心から感謝しています。
一生新たな旅をして、新たな夢のある世界を伝えられるような旅する歌手でいたいと思っています。
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by miomatsuda | 2008-02-26 15:56 | ◆日々雑感/Notes | Comments(1)
Commented by ゆっこ at 2008-02-26 23:39 x
美緒さん、こんばんは。
リュートという楽器は、最近初めて知りました。
つのださんのコンサート、夏に行く予定です。なんだかいろいろご縁があるんだなーって、ちょっと感動しちゃいました。
旅する歌手、美緒さんの歌声でいろんな人が繋がっていきますように。。。。応援してます!!

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