濃い二日間
2007年 04月 08日
それからポルトガルで知り合ってから友達になり、リオに来たら泊めてもらっていたオリンダ出身の歌手シンチャの家へ。彼女は「スター誕生」みたいな番組"Idolo"の審査員をTVGloboで始めてから、ブラジル全土にファンクラブができるほどの人気ぶり。彼女の旦那さんのクラウジーニョは、ジルベルト・ジルのバンドでキーボードを弾いています。シンチャは強い意志を持った女性で、話しているといろんな刺激をもらいます。久しぶりに会えて、ほんとよかった。
その後は深夜2時に歌うことになっていたラパのクラブ、デモクラーチコへ。フォホーのバンドが演奏していて、私の出番は3時くらいらしい。「パライーバ」とフォホーバージョン「サイコー」を歌うために、踊りながら待つ。お客さんは1000人以上で、すごい熱気。まるでサウナのようでした。私がゲストで歌うバンドは、その熱気の中、ザブンバとアコーディオン、ヴォーカルというシンプルな編成で、それでもすごいグルーヴでした。歌手は、玄人には今一番だと言われているサンバ歌手モエゼス。彼のフォホーもグルーヴィーで気持ちよかったです。「パライーバ」を日本語で歌うと、会場が一瞬止まってそれからすごい盛り上がりました。楽しかった!
明け方に帰り着き、翌日は9時からのOrquestra Itibereのリハーサルに行くために仮眠したのでした。