松田 美緒のオフィシャル・ブログ MIO MATSUDA's official blog
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パリのちリスボン
3月は思いがけない旅の月。

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3月10日に、フランス・パリのEHESS(社会学高等研究院)で行われた国際シンポジウムに招いていただきました。EHESSはレヴィ・ストロースが教鞭をとった学院。 
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 EHESS館内。

 
コンサートタイトルは"CREOLE NIPPON"。
つくば大学、EHESS始め社会学の研究者の方々のシンポジウムなので、このタイトルだけで「ん?」と興味を持ってくださったそうで、会場にはカーボヴェルデ・クレオール語研究の第一人者の方の姿も。

もともと予定していたカーボヴェルデ人の音楽家が来れなくなったため、急遽パリ在住のマイア・バルーと駒沢れおさんに来てもらって、前日にリハして本番。ギターでドミニク・クラヴィックさんが来てくれて、これもまた新鮮。
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クレオール・ニッポンの世界を伝えるためにとても大切にしている歌詞は、英語で暗誦してそれから演奏。「小人のうた」のペテロのくだりでは笑いがおきました。あれは、やっぱり世界的にみてもものすごくおもしろい歌なんだ!
そのほか、秋田の山子歌、相馬の原釜大漁歌い込み、レモングラスに移民節、とダイジェストに発表。
最後には、この地球上のすべての歌、人の心から生まれた歌に敬意を表して、マイアと一緒にいろいろな言語の民謡メドレー。

公演後、いろいろな分野そして国籍の研究者の方々から強い反響をいただきました。アカデミックな視点でも興味深いのもありますが、人々の生活と心から生まれた歌は、軽々と境界を飛び越えられるのです。「クレオール・ニッポンの世界はまさに今回の国際会議の狙いそのものだった」というお言葉もいただき、本当に嬉しい気持ちです。
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招待してくださった素敵なAoki familyと。

それから進路は西へ。
公演の後、フランスの北を訪ねようと思っていたら、偶然にも同じ時期にパリで写真展をしていた写真家の渋谷敦志さんと会うと、これから後輩を連れてリスボンに行くということ。私もせっかくだからフランスでぶらぶらするより帰国までの残りの日々はリスボンで過ごしたいと思い、翌日には旅の空!

夜、空港に着いてすぐに、空港の近くのカーザ・ド・ファドで友人のギタリストが弾いていたので直行。彼は私が初めてポルトガルでファドで仕事をした時に伴奏をしてくれたジョゼ・クレメンテ。いろいろなことを教えてくれた人。私も2曲歌ってきました。
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テージョ川も美しい。

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市電(electrico)もかわらず。

驚いたのはリスボンが綺麗で明るくなっていたこと。お世話になったカーザ・ド・ファドも訪ねて、いろいろな人とつかの間の再会。

たった3日しかないので、旧市街アルファーマを散歩したり、テージョ沿いを歩いたり、友人に電話して会えるだけ会ってきました。
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カーボヴェルデの大好きな歌手アナ・フィルミーノ。12年前リスボンに住んでいた頃、彼女のツアーに同行させてもらってモルナの歌い方とかいろいろ学ばせてもらった!

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最後の日、コインブラまで電車に乗って行ってきました。カーボヴェルデで会ったブラジル人研究者のグラウシア・ノゲイラに会いに。彼女はカーボヴェルデのサンティアゴ島のバトゥックという音楽についての本を発表したばかり。貴重で希少な研究者なのです。
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歴史深いコインブラ大学

その他、いろいろなお友達に会えて、しばしのポルトガル滞在を満喫しました。

帰りは、リスボンからオルリー空港へ、オルリーからパリを列車で横断してシャルルドゴールにたどり着き、締め切り時刻すれすれになんとか帰りの飛行機に間に合って、日本へ帰国。

フランスのアカデミックな場所でクレオール・ニッポンを発表して、そのあと今の自分のルーツの地、リスボンへの旅を経て、またひとつ太い柱が自分の中に立ったのを感じます。


4月にはツアーもあるので、地球規模の眼差しを忘れず、いろいろな場所でクレオール・ニッポンの歌たちを歌っていこうと志新たにしました。

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Lisboa Cidade



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by miomatsuda | 2015-03-22 18:28 | ◆日々雑感/Notes
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