旅した2ヶ月 その3
2013年 12月 18日
ライブではいろいろな南米と日本の歌に加えて、7月の韓国公演で歌った「朝露」「珍島アリラン」「トラジ」「モランドンベク」などを歌った。日本と韓国のお客さんと一緒に盛り上がったわすれられないひとときだった。船の揺れはすさまじかったけれど!
これは、イ・ハンチョルさんとの合同ライブの様子。
やっと晴れて、上海に入港。
蘇州へ。「蘇州や曲」を口ずさむには人が多すぎた・・けれど呉の国の都に行けて嬉しかった!
そっくりさんシリーズ その2
上海の屋台にいたお兄ちゃんとピースボートのスタッフYくん。
さらに海の旅を楽しむために持っていた本たち。船が揺れて完読できなかったけれど、
船の上で出会った人たち。初めてのクルーズ体験だったけれど、楽しい1週間だった。
共演した韓国のアーティストおふたり。
これは、FBに書いたこと。
ピースボート&グリーンボートの日韓共同クルーズの1週間、韓国と日本の人たちと一緒にアジアを周り、いろいろなことを感じ、考えた。初めてのクルーズ体験は、青い海がいつも見えたわけでもなく、嵐の波枕が3日くらい続き、晴れたと思ったら、土色の揚子江を進み、水の都・蘇州は人の都で、上海ではいろいろ食べたけど、結局最後に食べた10元の屋台チャーハンに勝るものはなかった。船が揺れに揺れると寝るしかなかったり、いっぱい持って来た本も2冊しか読み切れず、人混みがいやでも船から降りるわけにもいかず、酒が安いのでいっぱい呑んで、運動不足で、それでもなお、韓国と日本の歌と人をつなげるようなライブができて、縁ある人たちと出会えて、とても楽しかった。今でも懐かしい。何千年も前から使われて来た海の道を通って、人々が日本列島へ来ては混ざって、今のような日本人ができた。アイデンティティとか民族意識なんてたった100年くらいのものにしがみついている風潮が馬鹿らしくなるくらいに、行く先々の港で友達と顔がそっくりの人たちに会った。アジアのこの素晴らしき多様性よ、万歳。
船上で出会った韓国の「生活旅行者」の柳盛湧さんの言葉「本当の旅とは自分を滅して世界に埋没すること。すべての決め付けも判断も消えゆき、核心がみえてくる。道に迷う人こそが本当の旅人」そう、自分探しの旅なんてうそなのだ。毎日の生活だって、旅なのだ。移動することと旅はちがう。私はもう一度、本当の旅をしたい、そう思った。
やっと晴れて、上海に入港。
蘇州へ。「蘇州や曲」を口ずさむには人が多すぎた・・けれど呉の国の都に行けて嬉しかった!
そっくりさんシリーズ その2
上海の屋台にいたお兄ちゃんとピースボートのスタッフYくん。
さらに海の旅を楽しむために持っていた本たち。船が揺れて完読できなかったけれど、
船の上で出会った人たち。初めてのクルーズ体験だったけれど、楽しい1週間だった。
共演した韓国のアーティストおふたり。
これは、FBに書いたこと。
ピースボート&グリーンボートの日韓共同クルーズの1週間、韓国と日本の人たちと一緒にアジアを周り、いろいろなことを感じ、考えた。初めてのクルーズ体験は、青い海がいつも見えたわけでもなく、嵐の波枕が3日くらい続き、晴れたと思ったら、土色の揚子江を進み、水の都・蘇州は人の都で、上海ではいろいろ食べたけど、結局最後に食べた10元の屋台チャーハンに勝るものはなかった。船が揺れに揺れると寝るしかなかったり、いっぱい持って来た本も2冊しか読み切れず、人混みがいやでも船から降りるわけにもいかず、酒が安いのでいっぱい呑んで、運動不足で、それでもなお、韓国と日本の歌と人をつなげるようなライブができて、縁ある人たちと出会えて、とても楽しかった。今でも懐かしい。何千年も前から使われて来た海の道を通って、人々が日本列島へ来ては混ざって、今のような日本人ができた。アイデンティティとか民族意識なんてたった100年くらいのものにしがみついている風潮が馬鹿らしくなるくらいに、行く先々の港で友達と顔がそっくりの人たちに会った。アジアのこの素晴らしき多様性よ、万歳。
船上で出会った韓国の「生活旅行者」の柳盛湧さんの言葉「本当の旅とは自分を滅して世界に埋没すること。すべての決め付けも判断も消えゆき、核心がみえてくる。道に迷う人こそが本当の旅人」そう、自分探しの旅なんてうそなのだ。毎日の生活だって、旅なのだ。移動することと旅はちがう。私はもう一度、本当の旅をしたい、そう思った。
by miomatsuda
| 2013-12-18 20:07
| ◆旅日記/Traveler's note