音、音、音
2010年 05月 27日
最近は定住したせいか、いろいろな音楽イベント、コンサートに参加していたり、来日中の人が多くて、なかなか音楽漬けです。
日曜、月曜は来日中のハイチの素晴らしいミュージシャンAZORさんの声に震えて、またひとつ身体中で感動をおぼえる体験ができました。
そして、火曜日はブラジルのショーロの王道、Epoca de Ouroを観に、すみだトリフォニーホールへ。私はちょうど7年前、初めて彼らを生で聴いて、ファドともつながっている弦楽器のアンサンブルの響き、ブラジルらしい明るさと切なさ、遊び心、マランドラージェンでいっぱいの、このサウダージを一つのアルバムにできたらと思い、「アトランティカ」を作ることになったのでした。悲しい時、つらい時、エポカのCDが私を支えてくれたものです。ホナウド・ド・バンドリンは、CDに参加してくれて、そしてCD発売コンサートに来てくれたのです。7年か・・・・!!
というわけで、とても幸せな再会でした。
コンサートも熱狂的な声援が飛び交い、とても盛り上がりました。ジョルジーニョはもう80歳、彼のパンデイロはやはり職人芸ですね。フルート奏者のアントニオ・ホーシャはとても素晴らしかった!
大阪から組と来日中のジョアンも一緒にご飯を食べていたら、ホナウドが来て、まだ弾き足りなかったようで、中華料理店で、あの美音を奏でていました・・・(笑)
この親密に歌っている写真は、沢田穣治さんのページから拝借しました。最近、そればっかり・・!なんとかしなくては!
さて、今日は、沢田穣治さんのプロデュース、アントニオ・カルロス・ジョビン曲集のレコーディングでした!!いやーこの時が来ました。実は長年の夢でもありました。いつか、ジョビンのカンソン集を歌いたい、と。そこに、ジョアンが参加し、夢のようなことです。
ジョビンの宇宙を愛し、大切に歌いたいと思います。今日は4曲録音しました。さあ、どうなるか!!
明日は、仙台に行きます。30日は、ジョアンとのライブ、秋田生まれということで、「なまはげ」という少し言いづらい(笑)名前のお店でやります。子供の頃、なまはげやってたなあ。今回、なまはげ、は、やりません!秋田の懐かしい歌は歌おう。とっても楽しみに行きたいと思います。